動物達を元気に過ごさせるためには、病気の予防が欠かせません。

以前は予防が難しかった病気でも、予防が可能になったものもあります。

ワクチンや寄生虫の予防はもちろんですが、それ以外でも予防が可能な病気も多くあります。

病気に対して興味を持っていただくことが、予防医学の第一歩になります。


犬の予防

狂犬病以外の感染症に対してのワクチンです。

主に以下のような病気が含まれます。

・特効薬が無い病気

・発症すると重症になったり後遺症が残る病気

・感染力が強い病気

・人にも感染する恐れのある病気

混合ワクチンを接種することで、病気にかかりにくいようにしてあげましょう。

狂犬病のワクチンは、法律で生後91日以上の犬に年1回の接種が義務付けられているワクチンです。

フィラリアは蚊が媒介する寄生虫です。

蚊に刺された時に体内に侵入し、成長しながら最終的に心臓や肺動脈に寄生します。

重症化すると激しい呼吸困難、腹水、失神等がおき死亡することもある怖い病気です。

現在は予防法が確立されていますので、しっかり投薬を行えば予防できる病気になっています。

5月~12月の間、月に1回予防薬を投与することで予防することができます。

ノミやマダニに寄生されると、強い痒みや炎症等の皮膚症状をひきおこします。

また寄生虫による他の感染症にかかる可能性もあります。

以前は駆除することが対処法でしたが、現在は予防することが可能になっています。

月に1回予防薬を投与することで予防することができます。